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こんにちは。東京都江東区木場(門前仲町・東陽町の深川エリア)の歯医者、こうとうデンタルオフィス木場でございます。
前回のブログではよく噛むことが肥満予防になるという内容でした。今回は「では、なぜ生活習慣病予防につながるのか?」をお話していきます 🙂
なぜ生活習慣病予防につながるのでしょう?
答えは、よく噛んでゆっくり食べることは「血糖値の上昇を緩やかにするから」です。血糖値の上昇が緩やかになることで、糖尿病などの生活習慣病の予防につながります。
糖尿病とは血中に異常に糖が多い(=血糖値が高い)状態が続くことをいいます。
それを回避するためにはブドウ糖の入ってくる量を減らすのは元より、ブドウ糖の入ってくるスピードを緩やかにすることがポイントです。シンガポールの「食具による血糖値上昇率の違い」の研究では、お箸で食べると血糖値の上昇がもっとも緩やかで、スプーンだと急激に上昇する結果がみられました。お箸は一回につまめる量が少ないので、おのずとひと口量が少なくなります。そのため噛む回数が増え、食事に時間がかかるようになります。
「ひと口を少なくしてよく噛むようにすれば、血糖値の上昇スピードが抑えられる」ということですね。
また、食べ方だけでなく調理時にもよく噛んで食べるための工夫ができます。
①噛み応えのある食材を入れる
②水分を少なくする
③食材を大きめに切る
④加熱時間を減らす
この4つのポイントをおさえて咀嚼を意識しましょう!
忙しくて自分で調理ができない方は、外食の際に食べ応えのあるメニューを選ぶほかに「食べ方」に気をつけましょう。気をつける点をチェックリストにしています。外食される際にご利用ください✨
☐ いつもより時間をかけて食べる
☐ ひと口を少なくする
☐ お茶や水で流し込まない
☐ 噛み応えのある1品をプラス
☐ スプーンよりお箸で食べる
お口の健康と食生活はセットです!せっかく歯医者さんに通って健康なお口を維持しているのであれば、普段の食事についても振り返ってみませんか? 😊
最後までお読みいただきありがとうございました。良い一日をお過ごしください♪
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