ブログ
ブログ
こんにちは。東京都江東区木場(門前仲町・東陽町の深川エリア)の歯医者、こうとうデンタルオフィス木場でございます。
もう自分で歯をみがけるから大丈夫?
お子様が成長してくると、仕上げみがきをいつまで続けるか迷いますよね。
今回のブログでは、仕上げみがきを続けるべき理由や、年齢に応じたコツ、やめどきのサインまで、親御さんが気になるポイントを分かりやすくご紹介いたします。
💡仕上げみがきの目安は、小学校中学年(9〜10歳)ごろまで
目安としては、小学校3〜4年生くらいまでが仕上げみがきの対象です。
ですが、年齢だけで判断してしまうのはNG。ポイントは「自分でしっかりみがけているかどうか」です。
では、なぜこの年齢まで必要なのでしょうか?
①永久歯が生え揃う大切な時期だから
6歳ごろから少しずつ乳歯が抜けて、永久歯が生えてきます。特に最初に生える「6歳臼歯(第一大臼歯)」は、見えにくい場所にあって虫歯になりやすい歯。ここを守れるかどうかが、お口の健康を大きく左右します。
②歯並びが一時的にでこぼこ
混合歯列期(乳歯と永久歯が混ざった時期)は、歯並びが不安定でみがきにくい場所がたくさん。どうしてもみがき残しが出やすくなります。
③みがいているつもりでも、みがけていない
子どもは手先の器用さや集中力がまだ発展途上。歯ブラシを動かしていても、「きれいになっているかどうか」を自分で判断するのは難しいんです。
💡年齢別・仕上げみがきのコツ
お子様の成長に合わせて、仕上げみがきのやり方も変えていきましょう。
◎3〜5歳:まずは「楽しい時間」に
お歌を歌ったり、お話をしたりして“イヤイヤ”にならない工夫を。
短くテンポよく!毎日の習慣にすることが大切。
「今日もピカピカだね〜!」「奥歯さん、きれいになったよ〜」など楽しい声かけで♪
◎6〜8歳:自立の練習+仕上げ確認
「まずは自分でみがいてみて、あとでママ・パパがチェックするね」がおすすめ。
◎9〜10歳:仕上げみがき卒業
頻度は毎日から週数回に調整してもOK。
お子様ご自身に「どうみがいたら残らないか」を考えさせていくステップに。
道具の使い方(電動歯ブラシやフロス)を教えると、自立と習慣が育ちます。
仕上げみがき卒業のチェックリスト
仕上げみがき卒業の目安には、下記のようなサインがあります。
✓ 歯垢染色剤を使っても、みがき残しが少ない
✓自分で奥歯・歯の裏までしっかり磨けている
✓歯科検診で「よくみがけています」と言われた
✓フロスや歯間ブラシなどの補助具も使いこなせている
仕上げみがきは親子の大切な習慣
毎日お忙しい中での仕上げみがき、本当にお疲れ様でございます。
たった数分のことかもしれませんが、その積み重ねが、お子様の歯の健康、そして「自分の体を大切にする心」を育てていきます。できる日はしっかり、難しい日は軽めでも大丈夫です。
気負いすぎず、笑顔で続けていきましょう☺️
最後までお読みいただきありがとうございました。良い1日をお過ごしください♪
一般歯科、審美歯科、ホワイトニング、虫歯治療、根幹治療、痛みの少ない治療、抜歯、予防歯科、小児歯科、歯周病治療、かぶせ物