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こんにちは。東京都江東区木場(門前仲町・東陽町の深川エリア)の歯医者、こうとうデンタルオフィス木場でございます。
虫歯、大丈夫かな、、と思いつつも、忙しさから歯みがきを怠ってしまったり、いつの間にか飴をなめることが日常になっていたり。そのような虫歯になりやすい生活習慣は見直していくことが大切です。
今回のブログでは、よくある虫歯になりやすい習慣をいくつかご紹介いたしますので、ご自身の生活を見直していただくきっかけとなれば幸いです😊
まずは、どのようにしてむし歯が発生していくのでしょうか。
【虫歯は3つの要素が揃うことで成立します】
私たちには、「歯 (要素①)」があるため虫歯になります。人口物でできた入れ歯や被せ物・詰め物自体には、虫歯はできません。人口物が入っている「歯」そのものにむし歯ができることはあります。
「虫歯菌(プラーク)(要素②)」は糖を食べると「酸(要素③)」を作ります。「酸」によって歯が溶けます。これが「虫歯」です。
要素①②③のうち、1つでも揃わなければむし歯にはなりません。3つが重なる時間が長ければ長いほど虫歯になりやすいです。
ですので、虫歯を防ぐためには、この3つの要素が揃う時間をなるべく短くすることが大切です。
💡歯みがき剤を効果的に使おう
歯みがき剤はフッ素配合のものを使いましょう。歯みがき剤を使用するにあたり最も期待したい効果は「フッ素による虫歯予防効果」です。
効果的に使うためには、フッ素をより長時間口腔内にとどまらせておくことが重要です。歯みがき後のうがいは、なるべく少量のお水で、1回で行うように心がけましょう。
💡だらだら食べにご注意
ご飲食の回数が多かったり、何かをしながらおやつを食べるなどの、いわゆる「だらだら食べ」は虫歯のリスクを高めます。
通常、プラーク中のpH(酸性度)は中性ですが、食べ物の接種によって糖がお口に入ってくると酸性に傾きます。酸性になると、歯の表面(エナメル質)が溶け始めます。(初期の虫歯)
プラーク中のpHが酸性に傾いても、唾液によって中性に戻ろうとする性質があります。ですが、だらだら食べで糖が常にお口の中にある状態だと、中性に戻ることは難しいです。口腔内の酸性状態が長く続くと、穴が開くような虫歯になってしまいます。
無意識のうちに、甘いものを頻繁に食べていたり、だらだら食べが習慣になってしまているかもしれません。
💡歯みがきは1日に2回(内1回は就寝前に)が基本
1日に2回以上、フッ素配合歯みがき剤を使った歯みがきをすることが虫歯予防に有効であることがわかっています。特に、就寝前の歯みがきが重要です。唾液には、歯の修復を助けるほかに、プラーク(むし歯菌)が増えるのを防ぐ役割もあります。
1日のうち、もっともお口の中にプラークが増える時間帯は起床後です。寝ている間は唾液がほとんど出ません。そこで、寝るまえの歯みがきで、お口の中のプラークを可能な限り減らしておく必要があります。唾液が出づらいということは歯みがきで使用したフッ素が留まりやすいということです。この点からも寝る前の歯みがきは欠かせません。
💡定期的に歯科健診を受けましょう
虫歯には痛みが伴うため、自覚症状でわかると思われるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。ですがそれは、神経にまで及んだ、かなり進行した場合です。初期の虫歯は痛みを感じないため、症状が出ない時に発見し、早い段階で対処することが大切です。初期の虫歯であれば進行を止めて改善することもあります。
ですので、日頃から定期的に歯科健診に通い、問題がないかを確認してもらいましょう。定期健診は、歯みがき方法を見直したり、生活習慣をリセットできる機会にもなります🎶
あなたの生活に潜む虫歯リスクをチェック
✔️フッ素入りの歯みがき剤を使っていない
✔️歯みがき剤は少量しかつけない
✔️歯みがき後、しっかりと口をゆすぐ
✔️1日3回以上おやつ食べる
✔️砂糖入りの飲み物をよく飲む
✔️作業をしながらおやつを食べる
✔️口の渇きを感じやすい(唾液が少ない)
✔️夜、歯みがきをした後に食べ物を食べる
✔️夜は歯みがきをしないで寝る
✔️歯みがきは1日1回未満
✔️歯にかかるのは歯が痛くなったときだけ
該当が多いほど、虫歯のリスクは高くなります。
虫歯に影響する生活習慣はさまざまです。できることから改善していくとよいでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。良い1日をお過ごしください♪
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