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こんにちは。東京都江東区木場(門前仲町・東陽町の深川エリア)の歯医者、こうとうデンタルオフィス木場でございます。
成長に伴い活発に動き回るようになっていくお子様。でも、そんなときに怖いのが、転んだりぶつけたりして起こりうる歯の怪我。
実際に目の当たりにすると、どうしたらいのかパニックになってしまいがちです。今回のブログでは、もしもの時に備えて、知っておくとよいことをまとめました。
どんなときにお子さまが歯やお口を怪我してしまいやすいのでしょう。
フローリングの床でこけてしまった。階段から落ちてしまった。自転車に乗っていて転んだ。スポーツをしていてぶつけた。
お子様の年齢にもよりますが、統計的にみても、転んで歯やお口をぶつけてしまうケースがいちばん多いです。お子様は相対的に頭が大きく、重心も高いために転倒しやすいです。
抜けた歯・折れた歯の管理のポイント
4つの『ない』
★捨てない
抜けた歯や折れた歯が見つかった場合、捨てずに歯科医院に持っていきましょう。
★洗わない
抜けた歯に土や砂がついていても、水道水などで洗う必要はありません。抜けた歯の根には“歯根膜”という組織が付着しています。この組織が落ちてしまうと顎の骨に歯がくっつきません。土や砂は歯科医院で歯根膜を落とさないように洗い流しますので、抜けた歯はそのまま洗わずにお持ちください。
★歯の根に触らない
歯の根を指で触ってしまうと、歯根膜に傷がつきます。ですから、抜けた歯を持つときは、歯の噛むところを持ちましょう。
★乾燥させない
歯根膜が乾いてしまうと、細胞が死んで、骨が歯にくっつかなくなります。歯根膜を乾燥させないように、牛乳や保存液に浸してお持ちください。それらがない場合は、コップに溜めた唾液や生理食塩水(水に塩ひとつまみほど)に浸してもよいです。ティッシュにくるむのは乾燥するのでやめましょう。
もしものときのQ &A
Q.歯が欠けたときのために日頃から用意しておくとよいものはありますか??
A.まずはかかりつけの歯科医院です。そして抜けた歯を保存するための牛乳があるとよいです。
Q.ぶつけた歯は乳歯だから、いづれ生え変わるし、、歯科医院にかからなくても大丈夫??
A.乳歯をぶつけた場合、あとに生えてくる永久歯に影響があります。たとえば、永久歯が生えてこなくなる、永久歯の形成が途中で止まる、生える方向が変わってしまう、などさまざまな影響が考えられます。乳歯をぶつけてしまったらきちんと永久歯に生え変わったか確認ができるまで経過観察を受けましょう。
Q.見た感じ出血もないし、歯も抜けたり欠けたりしていないようだかから、歯科医院に行かなくても大丈夫??
A.一見歯に異常がないようでも、位置がズレてしまっていたり、のめり込んでしまっていることも多いです。見た目で判断せずに、一度歯科医院にかかることをおすすめいたします。
歯の怪我をしてしまったときは、早めに対処をするほどよいです。
迷わず歯科にかかりましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。よい一日をお過ごしください♪
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