まだ歯のない赤ちゃんのお口ケア|ブログ|江東区木場駅の歯科医院 – こうとうデンタルオフィス木場

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まだ歯のない赤ちゃんのお口ケア

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こんにちは。東京都江東区木場(門前仲町・東陽町の深川エリア)の歯医者、こうとうデンタルオフィス木場でございます。

 

「歯はまだ生えていないけれど歯ブラシは使うの?」「いつケアするの?」まだ歯の生えていない赤ちゃんのお口ケアについて、むし歯になってほしくない。でも、どうお口を綺麗にしたらいの?不安に感じていらっしゃるお母様、お父様も多いのではないでしょうか。

今回は、赤ちゃんのお口ケアについて、くわしく解説していきます。

 

💡まずは確認!赤ちゃんのお口ケアのおもな目的

赤ちゃんも、母乳やミルクを飲んでいるので、歯がなくてもお口のなかは汚れます。ですので、毎日お風呂に入って体を綺麗にするように、赤ちゃんのお口のなかも綺麗に保ちたいですよね。ただ、歯のない赤ちゃんのお口ケアには、”歯を綺麗にする”こと以外にも大切な目的があります。

★お口に触れられる抵抗をなくしていく

★唾液をたくさん出す

これらがまだ歯が生えていない赤ちゃんのお口ケアのおもな目的です。

 

お口に触れられる抵抗をなくしていく

生まれたばかりの赤ちゃんは、唇を触れられたり、お口のなかに異物が入ることを嫌がります。なにかが中に入ろうとすると反射的に舌で押し出そうとしたりします。

これは、原始反射の1つで、赤ちゃんにもともと備わっている反応です。このような反射がいつまでも残っているとゆくゆく始まる食事や歯みがきのときに困ってしまいます。ただ、成長にともなって、さらに繰り返しお口へのさまざまな刺激を与えることで原始反射は消失していきます。

唇をつまんだり、ほっぺのマッサージをしたり、お口のなかをガーゼで優しくぬぐういった、さまざまな刺激を与えてお口に触れられる抵抗をなくしていきましょう。

 

唾液をたくさん出す

唇やほっぺのマッサージ、舌を動かしたり、あるいはご両親の指がお口のなかを触れたりすることで唾液がたくさん出てきます。唾液には一般的にさまざまな効果があるといわれていますが、むし歯予防もその1つです。さらに、唾液がたくさん出ると赤ちゃんはその唾液を飲み込みます。つまり歯のない赤ちゃんにとっては「飲み込みの練習」になります。お口を刺激する。という点では、親御さんが赤ちゃんに語り掛けることも有効です。そのような語り掛けに赤ちゃんが反応して喃語が出てくるようになり結果唾液を出したり筋肉を動かすことに繋がります。

 

歯のない赤ちゃんのお口ケア

①お口周りのマッサージ

突然お口のなかを触れると赤ちゃんもびっくりしてしまいます。まずはお口の外のスキンシップを10秒ほど行います。大人の手で包み込むように赤ちゃんのほっぺなど、お口の周りを触っていきます。

②ガーゼでお口のなかを優しくぬぐう

清潔なガーゼをぬるま湯に浸し大人の指に巻きます。赤ちゃんのお口のなかに指を入れ優しくぬぐいます。

このようなお口ケアがお口に触れられる抵抗をなくしていきます。また、刺激となって唾液を分泌し、筋肉を動かすこと(の飲み込み)に繋がります。歯が生えていないうちは、まだ歯ブラシを用意する必要はありません。1日1回を目安にお口のケアをしてあげるとよいでしょう。

 

💡歯が生え始めたらむし歯予防も!

むし歯は4つの条件が揃って発症すると言われています。

・歯質

・糖分

・むし歯菌(プラーク)

・時間の経過

ですので、まだ歯が生えていない赤ちゃんにはむし歯は発症しないのです

歯が生えてからはむし歯予防のためのケアをしていきます。😊

赤ちゃんのお口の状態にあった歯ブラシやデンタルフロスなどの使用とともにフッ素配合歯みがき剤を使用していただくことが大切です。

はじめから歯ブラシを使うことを怖いと感じるお子様も多いです。そんなときは、歯が生えていないときのケアと同じように、ガーゼでお口のなかや歯を優しくぬぐってあげてください。

これだけでも十分赤ちゃんの大切な歯を守ることができます。

 

そして、歯が少しでも生えてきたら(1~2㎜)歯科医院を受診することをおすすめします。むし歯予防だけでなく、歯の生えかたに問題がないかも定期的に見ていくことはとても重要です。

歯科医院と力を合わせ、お子様の健やかな成長を守っていきましょう!😊

 

最後までお読みいただきありがとうございました。よい一日をお過ごしください♪

 

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