入れ歯のお手入れ方法｜ブログ｜江東区木場駅の歯科医院 – こうとうデンタルオフィス木場

こんにちは。東京都江東区木場（門前仲町・東陽町の深川エリア）の歯医者、こうとうデンタルオフィス木場でございます。

最近入れ歯を使い始めたのだけれど、お手入れをどうしたら良いのかわからない。入れ歯洗浄剤に漬けておくだけで良い？寝るときは外した方が良い？

今回は正しいお手入れ方法についてお話していきます！

 

 

 

入れ歯に付着した汚れは「デンチャープラーク（デンチャーは「入れ歯」の意）」と呼ばれ、プラーク中にはカンジダ菌などの菌が多く含まれます。この汚れを落とすには、物理的な洗浄と科学的な洗浄を併用しないといけません。そのため、入れ歯用のブラシで汚れを落とし、就寝時に入れ歯洗浄剤に漬けることが一般的に推奨されます。

入れ歯は自分の歯と同様に汚れが付着します。特に歯ぐきの部分は水となじみの良いプラスチックでできているため、汚れが残りやすい材質です。部分入れ歯のバネも複雑な形態をしているため細かい汚れが残りやすいです。できるだけこまめに洗浄して清潔に保ちましょう！

 

 

また、就寝時は基本的に入れ歯を外してお休みください。外した方が良い理由は2つあり、①入れ歯を衛生的に保つため、②歯やお口の粘膜を健康に保つためです。

①については前文の洗浄方法を参考にしていただければと思います。②については、入れ歯を入れたまま眠るとお口の粘膜が炎症を起こすリスクが高くなります。この口内炎（義歯性口内炎）は、入れ歯の下の粘膜が全体的に赤くなる炎症で、痛みを生じます。

部分入れ歯の場合は、バネや歯ぐきの部分が接する歯や粘膜は唾液による自浄作用が働きにくく細菌が繁殖しやすいため、入れたまま眠るとむし歯や歯周病のリスクが高くなります。

 

 

とは言っても「いちいち外すのが面倒…」「家族でも入れ歯を外した姿を見られるのは抵抗がある」という方もいらっしゃると思います。その場合は、起きているときに入れ歯を外して粘膜を休ませることと入念な歯磨きを続けること、そして定期的な歯科検診ではと粘膜の状態をチェックしてもらうことが大切になってきます。

基本的には就寝時は入れ歯を外した方が良いですが、大きな部分入れ歯を使用している方の場合残っている歯の本数と場所によっては就寝時にも入れ歯を入れておくほうが良いこともありますので、気になる方は一度ご相談くださいませ。一緒にお口の健康を守っていきましょう😊

（参照：nico）

 

最後までお読みいただきありがとうございました。良い一日をお過ごしください♪

 

一般歯科、審美歯科、ホワイトニング、虫歯治療、根幹治療、痛みの少ない治療、抜歯、予防歯科、小児歯科、歯周病治療、かぶせ物