妊婦さんの歯科受診|ブログ|江東区木場駅の歯科医院 – こうとうデンタルオフィス木場

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妊婦さんの歯科受診

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こんにちは。東京都江東区木場(門前仲町・東陽町の深川エリア)の歯医者、こうとうデンタルオフィス木場でございます。

 

妊娠中は、お身体の変化や食生活の変化から、お口のトラブルが起きやすい時期です。つわりで歯みがきが思うようにできないことも、、、そんな時期だからこそ、お口の状態を専門家に診てもらえると安心ですよね。😊

今回は妊娠中の歯科受診についてくわしくご説明していきます。

 

妊娠中はお口のトラブルにご注意を!!

妊娠中は女性ホルモンの分泌が増加することと生活習慣の変化の影響でお口のトラブルが起きやすくなります。

生活習慣の変化 女性ホルモンの分泌が増加
つわりで歯みがきがしにくくなったり、飲食物の好みが変わったり、お食事や間食の回数が増えます。

女性ホルモンの分泌が増加することによって、歯周病菌が増殖します。また、唾液が酸性に傾き、唾液の再石灰化を促す力が弱まり、お口の中をきれいにする自浄作用も低下します。

これらの変化でお口のなかはどうなる??

生活習慣の変化 女性ホルモンの分泌が増加
プラーク(細菌のかたまり)がたまりやすくなる

歯周病になりやすくなる

・歯ぐきの炎症出血が起こりやすくなる

・歯ぐきが腫れやすくなる

むし歯になりやすくなる

・歯や歯ぐきが敏感になる

・冷たいものや熱いものがしみやすくなる

口臭が強くなる

 

妊娠中の歯科治療・歯科受診

妊娠初期・中期・後期によって歯科治療に適した時期とそうでない時期があります。

 

【妊娠初期(4~15週ごろ】歯科治療は極力避けましょう。

赤ちゃんがお腹の中で形づくられている時期です。体調の変化やつわりがきつい時期でもあるため、歯科治療は極力避けましょう。とはいえ、気になることがあれば気兼ねなくご相談ください😊

 

【妊娠中期(16~27週ごろ)】歯科治療を受けるならこの時期です。

いわゆる‶安定期″と呼ばれる時期になります。お腹のなかの赤ちゃんが成長し、つわりも収まってきて、体調も比較的安定してきます。歯科治療はこの時期に受けるのが理想的です。お口で心配なことがなくても一度、歯科検診を受けておくとよいでしょう。

 

【妊娠後期(28週ごろ~】歯科治療は緊急でなければ避けましょう。

お腹のなかの赤ちゃんは安定しているものの妊婦さん自身のお腹が大きくなり動くことが大変になる時期です。診療室のユニットに横になるのも一苦労ですので、緊急性がない場合は、できるだけ治療は避けたほうがよいでしょう。

 

ご妊娠に関わらず、普段から歯科に通う習慣をつけておくことが大切です。定期的に歯科医院にかかっていれば、妊娠中に歯科治療が必要になる可能性は少なくなりますし、お悩みやご不安の相談にも乗りやすいです。歯科医院としても妊娠前のお口の状態を把握できているため、適切な対応をしやすくなります。

そして、ご出産後すぐにはなかなか難しいかとは思いますが、余裕が生まれたときにまた歯科医院に来ていただけたら嬉しいです😊

 

最後までお読みいただきありがとうございました。良い一日をお過ごしください♪

 

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