子どもが歯をぶつけた時の対処法|ブログ|江東区木場駅の歯科医院 – こうとうデンタルオフィス木場

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子どもが歯をぶつけた時の対処法

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こんにちは。こうとうデンタルオフィス木場の保育士、酒井梨乃です。

子どもって本当によくケガをしますよね。歯をぶつけることもよくあります。歯をぶつけた後、茶色く変色してくることがあります。本日は歯をぶつけた時の対処法についてお話します。

 

 

歯をぶつけたら

①子どもを落ち着かせましょう。

大人が一緒にパニックになってしまうと、子どもは更にパニックになり、適切な処置が遅れてしまいます。「どうなっているの? 😥 」と聞かれるとつい答えたくなってしまいますが、詳細を伝える必要はありません。

具体的にどのような怪我になっているか子どもに伝えると、恐怖とパニックを増長してしまうので、大人はあくまで「大したことないよ、ちょっとぶつけちゃっただけ。念のため、お医者さんに行こうか 🙂 」程度にとどめ、大きく構えてあげてください。

 

出血していたら洗い流します。砂などの異物が入っていれば優しく取り除いてください。異物が取り除かれたら、水分を取らせて落ち着かせるのが良いでしょう。水分を飲ませると血も流してくれるので効果的です。

 

②歯科医院を受診しましょう。

永久歯に影響を及ぼす可能性があるため、できるだけ早急に受診することをおすすめします。

 

ぶつけた歯の黒ずみ

3歳女児、上顎左側中切歯の着色(ぶつけて2カ月後)

いつ変色してきたかが大切です。保護者の方が経過を観察してください。

 

●ぶつけた直後の淡い変色

歯の中の内出血の可能性。多くの場合は自然に消えていきます。

●2~3か月後の灰褐色の着色(写真参照

歯の神経が死んでいっている(以降、失活と表します)可能性。失活により、周囲の歯茎が赤く腫れたり、内部で膿んでいることもあります。

 

失活だった場合

まずは歯科医院にいきましょう。乳歯は6~7歳ごろに永久歯に生え変わるので、失活してもすぐに根の治療(感染根管治療)をするわけではありません。レントゲン写真を撮影し、歯根周囲の組織(歯根膜や歯槽骨)に炎症症状が確認された際に根管治療を行います。

症状が著しい場合には、直下にある後継永久歯へ影響を及ばせないために、あえて乳歯を抜歯することがあります。

 

歯をぶつけてぐらぐらした時も、放置せず歯科医院に行きましょう。両隣りの健康な歯を含めて数週間固定し、歯髄と歯周組織の安静を図らなくてはなりません。また、動揺(歯の揺れ)が治まった後も歯髄が失活することがありますので、医師による長期的な予後観察が重要です。

 

(参考:GCホームページ)

最後までお読みいただきありがとうございました。良い一日をお過ごしください♪