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こんにちは。こうとうデンタルオフィス木場の保育士、酒井梨乃です。
子どもと生活をしていると、「そんな風に考えていたのか…」と、ハッとさせられること、ありませんか?
園児たちとお散歩に行ったとき、とある男の子が急に、私の膝に両手いっぱいの砂をかけてきました。私は靴の中まで砂だらけに。
皆さんならなんと声をかけますか?
「やだ、やめて! 」
「どうして急に砂をかけるの!」
こんな風に言ってしまうことありますよね。
保育士もついつい、咄嗟にこちらの思いを伝えてしまうことがあります。
でも気を付けたいのは、まず子どもの思いを聞くこと。
「どうしてお砂をかけたの?」
その子の答えは
「先生、オレンジジュース飲みたいって言っていたでしょ。オレンジジュースだよ。」
その子にとっては見立て遊びだったのですね。
しかも、保育士が言っていた要望を覚えていて、それを叶えてあげたい気持ちから行った、とってもやさしい行動でした。
「やめて。」と第一声に言わなかった自分に、ホッと胸を撫でおろしたのを覚えています。
その子のやさしさや、遊びが展開するキッカケを失ってしまうところでした。
(見立て遊びが発展すると、おままごと等のごっこ遊びになります。大切な過程です。)
まさかこの砂が、オレンジジュースだったなんて急に気づけますか?
子どもの想像力や純粋さは素晴らしいです。
それを大人が遮ってしまわないよう、まずは子どもの思いを聞いていきたいものですね 🙂
最後までお読みいただきありがとうございました。
良い一日をお過ごしください♪