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こんにちは。東京都江東区木場(門前仲町・東陽町の深川エリア)の歯医者、こうとうデンタルオフィス木場です。今回は歯周病についてのお話です。
まずは歯周病の
セルフチェックを♪
□起床時にくちの中がネバネバする
□歯肉が赤くはれている
□ブラッシング時などに歯肉から血が出る
□口臭がある
□歯根が露出している(歯が長く見える)
□歯と歯のすき間が広く、食べ物がはさまる
□硬い食べ物をかみにくい
いかがでしたか? ひとつでも当てはまる方は注意が必要です。一度歯科医師に相談することをおすすめします 🙂
歯周病になるまで
どのように歯周病になっていくのか、箇条書きで見ていきましょう。
①歯肉溝(しにくこう)に細菌が入り込み、プラークを形成する。
歯肉溝とは、歯と歯肉の境目にある、0.5~2mm程度の小さなくぼみのことです。
②歯肉溝にプラークがたまり、炎症を起こす。
健康な歯肉はピンクですが、炎症が起きると赤みが強くなります。
③腫れて盛り上がるぶん、歯肉溝が深くなる。
これを「歯肉ポケット」といいます。
④歯肉ポケットが3mm以上になると歯周病。
たまったプラークは時間とともに石灰化します。これを歯石といいます。歯石がつくとお口の環境が変化し、歯周病菌のなかでも毒性の強い菌が増えてきます。いずれも空気のないところで繁殖する「嫌気性菌(けんきせいきん)」で、歯と歯肉の間で増殖して歯周組織を壊し、歯周ポケットを形成します。
歯周病が進むと
どうなるの?
😥 歯肉のはれ
😥 出血
😥 排膿(膿が出る)
😥 口臭
😥 歯の土台がくずれ、歯がぐらぐらし、最終的には抜け落ちる
歯周病の治療と
予防的ケア
①赤みや出血に気づいたら、なるべく早く歯科医師に相談を
早期発見、早期治療が一番です! 普段から歯肉のはれや赤み、出血がないか確認し、異常があればすぐに歯科医師に相談してください。歯周病の原因はプラーク・歯石なので、歯科医師・歯科衛生士が除去しますが、程度によっては定期的に通院していただく必要があります。
②最大の予防法はブラッシング
口腔内細菌をゼロにはできませんが、毎日のケアでこまめに取り除いていれば、歯周病を防ぐことができます。プラークはネバネバの分泌物で守られており、唾液中の免疫成分や抗菌薬が効きにくくなっています。そのため歯ブラシでこそげ取るのが一番です。
●出血してもブラッシングしていいの?
してください!歯科医師・歯科衛生士に相談のうえ、患部もていねいにブラッシングしましょう。ブラッシングしないでいると炎症がますます進行します。(ただし血を止まりにくくする薬を服用している場合は注意が必要です)
いかがでしたか?
冒頭のセルフチェックでチェックがついた方は、ぜひ一度ご相談ください 🙂
いま行動されることが、将来のお口とからだの健康寿命を延ばします 😉
最後までお読みいただきありがとうございました。良い一日をお過ごしください♪