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赤ちゃんの歯磨きについて｜ブログ｜江東区木場駅の歯科医院 – こうとうデンタルオフィス木場
- 〒135-0042 東京都江東区木場5-2-5阿部ビル2階
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こんにちは。江東区木場（門前仲町・東陽町の深川エリア）の歯科医院、こうとうデンタルオフィス木場です。
赤ちゃんに乳歯が生え始めてくると、歯磨きはどうしたらいいのかな？と思い始めますよね。今回は赤ちゃんの歯磨きについてお話します。早いうちからお口に異物が入る感覚に慣れさせたり、歯磨きが気持ちの良いことだと伝えていくことは、とっても大切なことなんですよ。
赤ちゃんの歯が生え始める時期には個人差がありますが、生後6カ月前後になると下の前歯が生え始め、１歳頃までに下の前歯２本と上の前歯2本が生える子が多いです。乳歯が一本生え始めたら、歯磨きを開始すると良いでしょう。
歯磨き＝歯ブラシのイメージありますが、赤ちゃんはガーゼからスタートしましょう。小さくカットした綿100％のガーゼをぬるま湯でしめらせ、人差し指に巻き付けて、歯の表と裏を優しく拭いていきます。回数の目安は１日に５～６回程度。授乳後や離乳食後・おやすみ前に行うのが良いですが、そんなにはできない…というようであれば、おやすみ前だけでもやると良いと思います。
赤ちゃんのお口のなかはとってもデリケートです。いきなり硬い歯ブラシをお口に入れようとすると、赤ちゃんのお口のなかを傷つけてしまうことも…。やわらかな素材のガーゼなら、大好きなパパ/ママの指なので赤ちゃんも安心。
また、赤ちゃんは大人とくらべて唾液の量が多く、自浄作用も高いといわれています。そのため、ガーゼで歯を軽く拭いてあげるだけでも十分きれいになりますよ。
スキンシップや遊びの延長のような感じで、お口のまわりやお口の中をさわられることに慣れさせましょう。遊びの中でお口の周りをつんつんしたり、清潔に洗った指先で優しく歯茎を撫でるのも良い練習になります。赤ちゃんがリラックスできるよう、しっかりママ/パパと触れ合える体勢で。抱っこがおすすめです。先輩ママたちによると、お風呂の後、髪の毛や体を拭く流れでやってあげると嫌がらない子が多いようです。
赤ちゃんが嫌がったときは無理に続けないようにしましょう。歯磨き＝いやなこと、と覚えてしまうかもしれません。この時期の赤ちゃんはまだ糖分の高いものを飲食しているわけではありませんので、「歯磨きしないと虫歯になってしまう！」と神経質になりすぎなくても大丈夫です。そんな時は、改めて違う日や違う時間にトライしましょう。あくまで「将来の歯磨きへのステップの段階」と、ママ/パパもリラックスして楽しんで進めてください。
赤ちゃんがご機嫌にガーゼ磨きをしてくれたら、たっぷり褒めてあげましょう。赤ちゃんは褒められるのが大好き♪ 言葉は伝わらなくても、褒められていることはしっかり伝わっています。褒められれば歯磨き＝楽しいという認識になり、きっと歯磨き好きな子になってくれます。
赤ちゃんの上唇の裏側と前歯の歯肉の間には、「小帯」という粘膜のヒダがついています。このヒダは成長とともに薄くなって歯から離れていきますが、まだ小さいうちは前歯と前歯の間までヒダがかかっていることがあります。ガーゼ磨きをするときは、このヒダを傷つけないように気をつけてください。指の力を抜いて、ごくごく弱く優しい力で歯をつまむようにしながら拭いてあげましょう。
奥歯が生えてくると、ガーゼではなかなか細部まで届かず、きれいにするのが難しくなってきます。奥歯が生えてきたら歯ブラシに切り替えるのがおすすめです。
自分で歯ブラシを持ちたがる様子でしたら、どんどん持たせてあげてください。その際は、自分で磨く用とママ/パパが仕上げをする用の2本を用意します。一本につき約5秒ほどかけて、やさしく且つしっかり磨きます。
赤ちゃん用の歯ブラシ→ハンドルが丸い形状のものや、先端が喉の奥に行かないようにストッパーが付いた歯ブラシ。誤って歯ブラシをお口の奥まで入れてしまうのを防げます。
ママ/パパが使う仕上げ用→ブラシ部分が小さいものが適しています。
赤ちゃんが歯磨きを嫌がる原因のひとつに、毛束が開いた歯ブラシが当たって痛い、というものがあります。月に一回は歯ブラシを新しいものに変えましょう。毛束が開いてきたら、それより以前に変えるのがおすすめです。大人の歯ブラシも同様、月に一回は新しいものに変えることがおすすめされています。
一緒に楽しく歯を磨いて、健康な歯を手に入れられるよう頑張りましょう♪
当院ではフッ素塗布（虫歯菌を抑えます）も行っております。治療を頑張ったお子様には、帰りにプレゼントもありますよ♪ お気軽にお申し付けください 🙂
最後までお読みいただきありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。
