「歯並びを治したいな〜」と思ったことはありませんか?
もしそうなら、きっと、どこで治療を受けるべきか、どんな治療法があるのか、料金や期間について色々と疑問が浮かんでくることでしょう。
矯正治療にもさまざまな方法がありますが、今回は「矯正治療を始める前に知っておきたいこと」についてまとめました!
矯正治療を受けるうえで、ぜひ気をつけていただきたいポイントがあります。それは、【定期的に歯科医院で受診すること】【何か気になることがあればすぐに相談すること】【毎日の歯みがきを徹底すること】です。
ワイヤー矯正中は虫歯に要注意
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという小さな装置を取り付け、ワイヤーを通して歯を動かす方法です。この方法は、多くの症例に対応できる大きなメリットがありますが、虫歯の予防には特に注意が必要です。なぜなら、ワイヤーやブラケットに食べかすや歯垢が溜まりやすく、うまく歯みがきができないからです。そこで、矯正治療中の歯みがきは特に念入りに行う必要があります。
では、どんな方法でケアをすれば良いのでしょうか?
ワイヤー矯正中の歯みがきポイント
- 鏡を見ながらみがく ワイヤー矯正中はブラケットが歯の表面に装着されているため、鏡を見ずに歯みがきがしにくいこともあります。ブラケットの周りを丁寧にみがくために、鏡を見ながらしっかりと磨きましょう。
- 食後すぐに歯をみがく習慣をつける 食べかすがブラケットやワイヤーに挟まると、虫歯の原因になります。食後はすぐに歯をみがくことを習慣にしましょう。
- 泡立ちにくい歯みがき粉を使う 泡立ちが少ないジェルタイプの歯みがき粉を使うと、ブラケットやワイヤー周りをよく見ながらみがけます。泡立ちが多い歯みがき粉では、細かい部分まで磨くのが難しくなります。
- 歯ブラシ以外のアイテムを使う 普通の歯ブラシだけでは十分に磨けないことがあるので、デンタルフロスや歯間ブラシも活用しましょう。
- 時間をかけてみがく 矯正中の歯みがきは少し時間がかかりますが、ブラケットの隙間に食べかすや歯垢が溜まりやすいため、毎日しっかりと時間をかけて磨くことが大切です。特に夜寝る前は、しっかり磨きましょう。
- 定期的にクリーニングを受ける ご自身でのケアだけでは限界があるため、定期的に歯科医院でクリーニングを受けることもお勧めします。プロの手で汚れを取り除いてもらうことで、虫歯や歯周病を予防できます。
矯正中はセルフケアが鍵
ワイヤー矯正の装置があることで、歯の表面に新たな凹凸が増え、そこにプラークが溜まりやすくなります。特に、歯と歯の間や歯茎の境目、奥歯の溝などが汚れやすい場所です。矯正中はセルフケアをしっかり行わないと、虫歯や歯周病になってしまう可能性があります。
「矯正治療を受けているのに、虫歯や歯周病になってしまった!」なんてことは避けたいですよね。そのためにも、矯正中は高いレベルのセルフケアが重要です。毎日のちょっとした手間が、健康な歯並びを手に入れるための近道です☺️