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最近、こんな不調を感じていませんか?
夕方になると肩や首がガチガチになる
頭痛が増えた気がする
寝ても疲れが取れない
集中力が長く続かない
病院に行くほどではない。
健康診断でも「特に異常なし」。
それでも、なんとなく調子が戻らない。
実はこうした不調、
口の中、、、とくに「噛み合わせ」が関係しているケースがあります。

噛み合わせというと、
「歯並びがキレイかどうか」を想像する方が多いかもしれません。
ですが本来の噛み合わせは、
上下の歯の当たり方
顎の動き
無意識の食いしばり
噛むときの力のかかり方
といった、もっと立体的なバランスの話です。
このバランスが崩れると、
歯だけでなく、顎・筋肉・姿勢にまで影響が広がることがあります。

木場は、
デスクワークが多い
パソコン・スマホを見る時間が長い
忙しくて自分のケアは後回しになりがち
そんな生活スタイルの方が多いエリアです。
実際、診療の中でもよく聞くのが、
無意識に歯を食いしばっている
気づくと奥歯に力が入っている
朝起きたとき、顎が疲れている
といった声。
これらはすべて、
噛み合わせに過剰な負担がかかっているサインでもあります。
理由はシンプルです。
痛みとして分かりやすく出にくいから。
肩こり → マッサージ
頭痛 → 薬
顎の疲れ → 気のせい
このように、
症状ごとにバラバラに対処してしまいがちです。
しかし、原因が噛み合わせにある場合、
どれだけ対症療法をしても、根本的な解決にはつながりません。

ひと昔前は、
噛み合わせ=歯を削って合わせる、という考え方が主流でした。
ですが現在は、
マウスピース(スプリント)
食いしばり・噛み癖への行動指導(TCH)
顎や筋肉への負担を考えた設計
必要に応じた矯正的なアプローチ
など、
歯を守ることを前提とした噛み合わせ管理が中心になっています。
大切なのは、
「どこが、どのようにズレているのか」を正しく把握することです。
こうとうデンタルオフィス木場では、
噛み合わせを「歯だけの問題」とは考えていません。
なぜ今、その不調が出ているのか
生活習慣や仕事環境との関係
将来的に起こり得るリスク
こうした点を一つずつ整理したうえで、
できるだけ歯を削らず、負担を減らす方向を探ります。
治療を急がせることよりも、
まずは「知ってもらうこと」を大切にしています。
噛み合わせの問題は、
歯が痛くなってから気づくケースもあります。
歯がすり減ってきた
被せ物がよく外れる
知覚過敏がなかなか治らない
こうした症状が出る前に、
一度立ち止まってチェックすることが大切です。
肩こりや頭痛、疲れやすさ。
その原因は一つではありません。
ただ、
口の中や噛み合わせが関係している可能性を
一度も考えたことがないなら、
それは大きな“見落とし”かもしれません。
木場エリアで、
なんとなく不調が続いている
食いしばりが気になる
顎や首に違和感がある
そんな方は、
「治療する・しない」以前に、
まず状態を知ることから始めてみてください。