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「もしかして口臭があるかも」と思った瞬間から、人は会話の距離が気になったり、マスクを外す場面がストレスになったりします。
特に木場周辺は、オフィスや人の往来が多く、会食や打ち合わせも日常的になりやすい環境です。気になり始めると、ミントやガムでごまかす回数が増えて、逆に不安が強くなることもあります。
ここで大事なのは、口臭は気合いで消すものではなく、「原因を分けて、順番に潰す」ことで改善に近づくという点です。
そして多くのケースで、原因は1つではありません。いくつかが重なって、においとして表に出ています。
まずお口の状態を整えたい方は、予防歯科(クリーニング)の流れもご覧ください

口臭の原因は複雑に見えますが、歯科の現場で整理すると大きく3分類に落ちます。
いちばん多いタイプです。代表はこのあたり。
舌の汚れ(舌苔)
歯周病(歯ぐきの炎症、歯周ポケット)
むし歯や詰め物のすき間からの汚れ
歯石や磨き残し
親知らず周りの炎症や汚れが溜まる状態
合っていない被せ物、入れ歯の汚れ
特に歯周病は、痛みが少ないまま進みやすいのがやっかいです。口臭が気になって来院し、検査で歯周ポケットが深いことがわかるケースは珍しくありません。
「口が乾く」と、唾液の自浄作用が落ち、細菌が増えやすくなります。
忙しい方ほど、次の要因が重なりやすいです。
口呼吸
ストレス、睡眠不足
コーヒーやアルコールの習慣
会話の少ない時間が長い(唾液が出にくい)
薬の影響などで口が乾きやすい
口臭は、実は「細菌の問題」だけではなく、「乾燥で環境が悪化する問題」がセットになっていることが多いです。
頻度は高くありませんが、可能性としてはあります。
たとえば鼻や喉の不調、胃腸の症状、全身状態など。
ただし「口臭=胃」と決めつけると、歯科で改善できる原因を見逃しやすくなります。まずはお口の中の原因から整理する方が、改善への最短ルートになりやすいです。

口臭が気になる方の多くが、すでにいろいろ試しています。
それでも改善しない場合、よくある落とし穴は次の3つです。
舌ブラシを頑張りすぎると、舌の表面を傷つけて乾燥しやすくなり、結果的に口臭が悪化することがあります。
「強くこする」より「正しい頻度と圧」が重要です。
爽快感は出ますが、根本原因が残っていると戻りやすいです。
さらに刺激が強いタイプは、乾燥を助長することもあります。
ここが最大の盲点です。
見た目はきれいでも、歯周ポケットに汚れが溜まっていたり、古い詰め物のすき間に汚れがたまっていたりすると、セルフケアだけでは限界が出ます。
口臭の改善は「原因を特定して、管理できる状態に戻す」ことが目的です。流れはシンプル。
いつ気になるかを確認するだけで、原因の方向性が見えます。
朝だけ強い
会話が多い日に気になる
マスクを外す場面で気になる
舌が白い、口が乾く
歯ぐきから血が出る、歯が浮く感じがある
歯周病、むし歯、詰め物、親知らず周辺など、においの発生源になりやすいポイントを見ます。
必要に応じてレントゲン等で確認することもあります。
歯石やバイオフィルムを落とすことで、においの元が減ります。
歯周病が関係している場合は、歯ぐきの検査結果に合わせて治療計画を立てます。
「舌ブラシを持っているのに効果がない」人は、やり方や頻度がズレていることが多いです。
口呼吸や唾液量の問題が疑われる場合は、生活動線に合わせた対策を一緒に組みます。
口臭は一度改善しても、生活が戻ると再発しやすい領域です。
だからこそ「原因を潰す」だけでなく、「戻らない仕組み」を作ることが重要です。

ここは精神論にしない。木場で忙しい人が続く形に落とす。
強く磨くより、歯と歯ぐきの境目、奥歯の溝、歯間を狙う。
歯間はフロスや歯間ブラシがないと、どうしても限界が出ます。
毎日ゴシゴシは不要。
乾燥しやすい人ほど、軽く短時間が向いています。
スマホやPC作業中は、無意識に口が開きやすいです。
「気づいたら口を閉じる」だけでも乾燥は減り、においの土台が変わります。
完全にやめるのではなく、後に水を飲む、口を潤すだけで差が出ます。
続けられる対策が一番強いです。
A. 原因がお口の中にある場合は、改善につながることが多いです。歯周病、歯石、むし歯、詰め物のすき間、舌の汚れなどは歯科で評価と対策ができます。原因が複数重なることもあるため、検査で整理するのが近道です。
A. 歯みがきができていても、歯間や歯周ポケット、奥歯の裏側などに汚れが残ることがあります。また、口の乾燥や舌の汚れが関係しているケースもあるため、原因を分けて確認することが重要です。
A. 必ずしも毎日が正解ではありません。強くこすりすぎると舌が荒れて乾燥し、逆ににおいが出やすくなることがあります。状態に合わせて頻度と圧を調整しましょう。
A. 一時的に軽くなることはありますが、原因が残っていると戻りやすいです。歯周病やむし歯、歯石などが関係する場合は、根本的な処置が必要になることがあります。
A. お口の状態によって異なります。歯周病のリスクが高い場合は短い間隔での管理が必要になることもあります。まずは検査で状態を把握し、無理なく続けられる頻度を一緒に決めるのが現実的です。
口臭の原因は複数あるため、短期間で完全に解決しない場合があります
口腔内の状態により、治療や管理の回数が必要になることがあります
舌の清掃はやり方によっては粘膜を傷つける可能性があります
全身状態や服薬状況によって口の乾燥が起きる場合があります
気になる症状が続く場合は、歯科だけでなく医科の受診が必要になることもあります
口臭は「気のせい」ではなく、対策できるサインです。
大切なのは、原因を1つに決めつけず、
お口の中、乾燥、生活習慣の3方向から整理して、順番に潰すこと。
舌、歯周病、むし歯などお口の原因は歯科で評価できる
乾燥は生活動線の改善で変えられる
ごまかすより、原因を見える化した方が早い
口臭の背景に歯周病が隠れていることもあります。歯ぐきの腫れ・出血がある方はこちらも参考に

酒井 敏貴(さかい としき)
日本大学歯学部卒業後、日本大学歯学部附属歯科病院にて研修。
その後、都内複数の歯科医院で経験を積み、2021年に《こうとうデンタルオフィス木場》を開院。
2024年には《TOKYO DENTAL OFFICE 西新宿》を開業し、地域密着型かつ予防重視の診療スタイルを貫いています。
略歴:
2010年 日本大学歯学部卒業
2012年 日本大学歯学部附属歯科病院にて研修
2013年 都内歯科医院にて勤務
2021年 こうとうデンタルオフィス木場 開院
2024年 TOKYO DENTAL OFFICE 西新宿 開院
西新宿駅・中野坂上駅から徒歩7分。
予防・審美・矯正に注力した総合歯科医院として、都心でも質の高い診療を提供しています。
木場エリア以外にお住まいの方も、ぜひお気軽にご相談ください。
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