つめ物・かぶせ物はなぜ取れる?|ブログ|江東区木場駅の歯科医院 – こうとうデンタルオフィス木場

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つめ物・かぶせ物はなぜ取れる?

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こんにちは。東京都江東区木場(門前仲町・東陽町の深川エリア)の歯医者、こうとうデンタルオフィス木場でございます。

「つめ物、かぶせ物が取れたのでみてほしい」という内容で来院される患者さんを多く見かけます。そこで今回は詰め物、かぶせ物が取れる原因についてお話していきます😊

治療方法として、虫歯で歯の大部分を失ってしまった場合や被せ物を入れるほどではないけれど、歯の広い部分を失った場合つめ物(インレー・アンレー)やかぶせ物(クラウン)を入れる治療が必要となります。

専用の材料で歯の型どりをして、自分の歯の形に合ったつめ物、かぶせ物を製作所に依頼をし作ってもらいます。そのため治療回数や期間がかかります。

 

 

つめ物、かぶせ物が外れる原因は3つあります。

 

①セメント(接着剤)の劣化

つめ物、かぶせ物を装着するときはそのまま歯にくっついているのではなく歯科用のセメントでくっついています。土台の表面や、つめ物かぶせ物の裏面に塗られたセメントによりガッチリと固定されています。セメントは十分な強度があるものの、1日何千回という咀嚼を受け止めるわけですから、長期間使っていくうちに劣化したり壊れたりします。

②歯への力のかかりかた

咀嚼は縦方向ではなく横にすりつぶす動きもしますから、片側ばかりで噛んでいると使っている方に負担がかかり、①でお伝えしたセメントが劣化したり壊れたりする原因となります。

③むし歯

つめ物、かぶせ物をしたからと言ってむし歯にならないわけではありません。装着時にミクロ単位で生じる段差やすき間から溜まったプラーク(汚れや細菌)などが入り込み、虫歯が広がって外れてしまったりセメントの劣化につながります。ミクロ単位で生じる段差やすき間に関しては全くゼロにするというのは残念ながら今の技術では不可能です。

むし歯の再発を防ぐには、つめ物、かぶせ物のある歯はより一層しっかりとケアをしていかなければなりません。

「つめ物、かぶせ物が取れてしまったけれど痛みもないし他の場所で噛めるからいいか」と放置せず、すぐに歯医者を受診しましょう! 💡 

(参照;nico)

最後までお読みいただきありがとうございました。良い一日をお過ごしください♪

 

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