フッ素配合歯みがき剤の効果的な使いかた|ブログ|江東区木場駅の歯科医院 – こうとうデンタルオフィス木場

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フッ素配合歯みがき剤の効果的な使いかた

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こんにちは。東京都江東区木場(門前仲町・東陽町の深川エリア)の歯医者、こうとうデンタルオフィス木場でございます。

以前のブログ「歯医者さんがフッ素配合歯みがき剤をすすめる理由」では、なぜ歯医者さんがフッ素配合の歯みがき剤をおすすめするのか、その理由について詳しく解説いたしました。

今回はフッ素配合歯みがき剤をより効果的にご使用いただくための6つの大切なポイントをお話していきます。😊

 

 

①1日2回は歯みがきを。そのうち1回は就寝前に。

歯みがきで取り込まれたフッ素は、徐々に溶け出して少なくなってしまうため、1日2回は歯みがきをしてフッ素の効果を維持していきましょう。また、睡眠中は唾液が出にくくなります。そのため、唾液によってフッ素が流れてしまわないので、フッ素を長くお口の中に留めておくことができます。ですので就寝前は必ず歯みがきをするようにしましょう。

 

②まずは歯ブラシを軽くしめらせて

適度な水分が歯ブラシにないと、歯みがき剤が歯と歯のあいだなどに流れていきません。一方、水分が多いと、歯みがき剤が薄まりフッ素濃度が低下してしまいます。湿らせた後は歯ブラシを軽く振って水を切りましょう乾いた歯ブラシに歯みがき剤をつけて歯を磨くと、歯ブラシの根元に歯みがき剤が残りやすくなります。

 

③最初は奥歯などのむし歯リスクの高いところから

歯みがき剤のフッ素濃度は、歯みがきをしている最中に唾液によってどんどん薄まっていきます。そのため薄まっていないフッ素を届けるために、最もむし歯になりやすい(リスクの高い歯)から歯みがきをはじめましょう。

最もむし歯になりやすい歯は下の奥歯、次いで上の奥歯です。歯みがき剤が薄まらないうちに、これらの歯から磨くと良いでしょう。

 

④歯と歯のあいだは、歯ブラシをやや傾けて

「奥歯の溝」「歯と歯のあいだ」「歯と歯ぐきの境目」は、むし歯のなりやすい場所ですのでここに歯みがき剤を届けることが大切です。歯ブラシを少し歯ぐき寄りに傾けてあてると歯と歯のあいだに毛先が入りやすいです。

 

⑤歯みがき時間は2分程度

フッ素が歯に充分に反応するには2分程度かかります。しかし、長すぎるのもよくありません。歯磨き中は唾液によって歯みがき剤が薄まって、フッ素濃度はどんどん低下していきます。フッ素濃度が低下すると、フッ素が歯面にとどまりにくくなるため、2分程度を目安に歯みがきをしましょう。

 

⑥歯みがき後のすすぎは少量の水で最小限に

すすぎは必要以上に多く行わず、少量の水で1回にとどめましょう。たくさんすすいでしまうと、せっかく歯の表面に取り込まれたフッ素が流れ落ちてしまいます。歯みがき後2時間程度は飲食をできるだけ控えましょう。フッ素が長時間とどまり、むし歯予防に効果的です。

 

以上の6つがフッ素配合歯みがき剤をより効果的にご利用いただくためのポイントです。

 

 

ご自身のペースでできることから始めてみましょう😊

 

最後までお読みいただきありがとうございました。良い一日をお過ごしください♪

 

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